sweet music

sweet musicは音楽、iPhone、アート、映画、ファッション、IT、ガジェット、グルメなどの情報を京都市からお届けするカルチャーニュースサイトです。

2002年の君へ – WINO “afterwords” 2025年12月28日

      2025/12/24

このページはアフィリエイトプログラムを使用しています。売上はサイト維持のために使用致します。正確な情報掲載を心がけ、運営しています。

WINO Devil's own

WINO Devil’s own

1998年メジャーデビュー、2002年に解散したバンドWINOがバンド編成でのライブを23年ぶりに行う。

WINO LIVE
“afterwords”
12/28/2025

私はメジャーデビュー直前にバンドのことを知り、以降、解散まで大ファンだった。
ライブもたくさん行ったし、当時のラジオ番組も毎回聞いていたし、CDも何回も聴いていたし、なんならコピバンもやった。
しかし、解散ライブに行くことができなかった。

2002年、大学1年だったが、入った学部に興味を持てず、11月の転部試験を受けるため、6月から勉強漬けの日々を過ごしていた。
この機会を逃すと人生で後悔すると感じていたので、特に8月以降は好きなことから離れていた。
そのため、解散することを知ったのも遅く、最後のライブもすでにソールドアウトだった。

解散発表は唐突だったと思う。
バンドは史上最高のアルバム『EVERLAST』をリリースしたと感じていたので、青天の霹靂だった。
ストレートなロックナンバーが並んび、迷いのない晴れやかな傑作だったのにどうして!
知ったときの衝撃は今でも忘れない。

解散ライブは試験の時期だったので、どうしようもなく、気づいたときにはWINOは私の前から消えてしまった。
結果、試験に合格し、転部することができたのではあるが、深い喪失感と後悔する日々が続いた。
心に靄がかかったまま、時は過ぎていった。

あれから22年後の2024年、アコースティックでの再結成があることを知った。
私は関東から関西に引っ越しているし(関西から苗場は結構遠い)、あまりライブも行くことがなくなっていたし…、様々な理由からフジロックで見ることはなかった。

2025年、バンドでのリユニオンが発表され、23年間の靄が晴れたように感じた。
特に外川さんの演奏や佇まいが好きだったので嬉しかった。
当時のライブでは外川さんの前で見ることが多かったくらいだ。
レスポールとマーシャル(外川さんはVOXで久永さんはMarshall)の王道サウンドを浴びるのは最高だった。

これはライブに行くことを迷っている人に届いたらと思って書いている。
1998年当時16歳だった私は43歳になった。
WINOのメンバーだって50歳くらいだろう。
前述した通り、WINOが活動していた頃は東京に住んでいてライブにも行きやすい環境だったが、今は京都在住。
東京に行くことはあるものの、旅費などの費用はかかる。
若い頃よりも仕事や家庭環境なども影響してくる年齢だ。
これはWINOのメンバーも同様だろうし、家族が増えた方もいるだろう。
ボーカルの吉村潤さんは海外在住だったはず(インタビュー内で「ハワイの僕の家にも遊びに来てくれたから」と話している)。
メンバーの集まるタイミングも難しいと思うし、スタジオで練習するにもかなりの制約があるはず。
地方公演なんて尚更難易度が上がるのではないか。

今回、ベースの川添さん、ドラムの黒沼さんは参加されず、中尾憲太郎さん(Crypt City, Number Girl)、Juon Taharaさん(LIGHTERS, ACIDCLANK)がメンバーとして演奏する。
オリジナルメンバーではないから、どうなのかな…と思う方は、ぜひインタビューを読んでほしい。

マニック・ストリート・プリーチャーズ日本公演(2004年頃)に行ったとき、前座をくるりが担当していたことがある。
当時のくるりはドラマーの交代が激しかった。
この日のサポートドラムはアヒトイナザワさんだったが、これが素晴らしかった。
今までに聴いたことのないような音のうねり、ダイナミズムみたいなものがあった。
このあと、アヒトイナザワさんがサポートすることはなかった記憶だが、一夜限りのマジックみたいなものを体感した。

インタビュー内で吉村潤さんが「2人を含めた5人で最初にスタジオで音を出した時は、もうほんとにぞくっとしました」と話しているので、2025年12月28日の恵比寿リキッドルームもマジックが起こるのではないかと思っている。
オリジナルメンバー5人のグルーヴが異なる演奏者だと、どんな渦やうねりが発生するのか。
そして新曲もあるという。
WINOは前に進んでいく。

アートワークは宮下貴裕さんが手がけていると言う。
Number (N)ineのことを知ったのもセカンドアルバム発売頃にWINOのメンバーが着用していたからだ。
このライブ会場で販売されるTシャツと通販で販売されるTシャツも宮下貴裕さんのデザイン。
私はどちらも予約購入済み。
バンドTシャツを買うのも久しぶりで胸の高まりを感じる。

ライブに行く方も迷っている方も過去曲の予習はSpotifyが便利だと思う。
return of Guitar Lightnin’ Horror Smilin’』収録曲「THE ESCAPE」以外はスポティファイで無料試聴可能なはず。
あと、ライブ登場時のSEも収録されていないかな…。
あの曲は高揚感があって好きだったな。
28日は久しぶりに聴けるかもね。
(このブログを見たファンの方に教えて頂きましたがSEは「FC KAHUNA – Bright Morning White」という曲だそうです。ありがとうございます。)

一人で行くのが不安という方もいるかもしれない。
私も一人で関西から参加する。
この年末の出費がかさむ時期だけに、交通費も宿泊費もかかると思うけど絶対参加したほうがいい(すごく迷っている方向け)。

また、参加される皆さんとも話ができたらとも思う。
当時のことを笑って話したいなあと。
もしも参加される方で、私と話をしてもいいなと思う方は「info@sweetmusic.jp」まで件名を「WINOライブ」として、ご連絡ください(返事がなかった場合はXのDMへ)。
開演前、開演後は時間も空いているはずなので、一緒に楽しみましょう。

この機会を逃したら次にいつ見れるか分からないし、2025年12月28日は2002年に置き去りにしてしまった自分を取り戻しに行くという意味もあります。
こうしたチャンスを作ってくれたWINOの皆さん、ライブを支えてくださったサポートの方には本当に感謝しています。

sweet musicのX(twitter)はあまり更新することはないのですが、WINOの過去レア盤などをアップしています。
よかったらご参考まで。

 - music