僕とWINOの黄金時代 – 「ain’t gonna lose」から「THE ACTION」まで
2026/01/14
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WINO「The Action (All I really want to do)」
前回【僕とWINOの黄金時代 – メジャーデビューから『Useless Music』まで】からの続き。
日比谷野外大音楽堂で4月11日に開催されたロックフェス【勇気ある子供達が時代をつくる 1999】に行ったのを覚えている。ちなみに1998年も参加した。1999年のトリはWINOが務めた。出演者の中でも一番の評価と期待を得ていたからだろうか。ほかの出演者の中ではガレージ/グランジ系のロックバンド’elseも追っかけするほど好きだったし、LD&KのネオアコバンドRoboshop Mania、After me、大久保海太など当時よく聞いていたバンドばかりで、私の中ではかなり豪華だった。チケット価格は西暦の数字だったはずなので確か1,999円。
3rdシングル「ain’t gonna lose」
1stアルバム『Useless Music』ツアー後、勢いそのままに3rdシングル「ain’t gonna lose」が1999年5月26日にリリースされた。このマキシシングルも予約し、タワレコで買ったはず。プラスチックジャケット表面にステッカーが4枚貼られているのだが、これって手作業なのかなあ。初回限定と書かれているので多分そうかと思うが、大変だっただろうな。ある意味で1点ものなので嬉しいです。アートワークはBuffalo Daughterのムーグ山本さんが担当。
この頃からメンバーがNUMBER (N)INEのTシャツなどのアパレルを着用するようになって、私もブランドのことを知った記憶がある。当時は価格の面から購入することは難しかったのだが、12月28日のWINOワンマンにてついに宮下貴裕さんデザインの会場限定Tシャツを買うことができる(通販限定分も買ったのだが)。
M2「Anyhow」、M3「SEA CASTLE」を収録。
ain’t gonna lose
ブルースっぽいギターリフからパーカッションが重なってくる新しい試み。暴れ馬のようなリードギターが聴きどころかなと思う。バンド特有の力強いグルーヴィーでダンサンブルな曲調で、吉村さんの唄も一歩も二歩も深みが増している。ライブではブチ上がり確定。
Anyhow
シングルカットできるほどの良曲。かなり明るい曲調でシンプルな構成。アコースティックや弾き語りでもカバーしやすいかな。吉村さんの美しくも良いメロディーセンスが感じられる。2ndアルバム『WINO』にも収録されている。
SEA CASTLE
M2とは変わって、5-6弦あたりの低音リフが効いた曲調で、例えるならThe Stone Roses「Driving South」っぽい。レッドツェッペリンとかの70sハードロックとか。さらにワウギターが絡んでくるのもかっこいい。エッジの効いたカッティングギターもいいね。ドラムだけになる間奏も激アツ。かなり聴き込んだ記憶があります。
バンドとしては、6月14日にON AIR EASTでライブを開催。着実にキャパ、動員数を大きくしています。また、7月27日にシンコー・ミュージックからバンド・スコア『WINO Useless Music』を発行。発売日付近に入手し、【WINOのラジオ黄金時代】に感想を送ったところ、川添さんと黒沼さんに読んで頂きました。ありがとうございました。
4thシングル「Tomorrow」
私は行かなかったが、WINOはフジロックに初出演し、夏が終わり、1999年10月21日に4thシングル「Tomorrow」をリリース。前作から5ヶ月とややスパンがあった。2ndアルバムのリリースが12月16日とアナウンスされ、先行シングル的な意味合いもあり。こちらも発売日付近に購入。
ジャケットは何かを遠くにぶん投げるような人が写り、その先にはホログラムのゴツゴツとしたロゴがある。何を投げているかはMVを見ると分かるのでぜひご覧あれ。
M2「Teenage tears」、M3「Long Day」を収録。
Tomorrow
帯に記載された「解き放て昨日の影……せつなく打たれよ、ワイノの男泣きメロディ、あとは野となれ山となれ。」というキャッチコピーがとても良い。私としては、この時期のWINOの中では完璧な1曲であった。哀愁感があって、力強くて、心にグッとくるものがある。「RIDE ON」に続き、高校生の時にコピーバンドで演奏したこともある。サビのメロディ「見上げてたぁ〜」「それだけでいい〜遠くえぇとぉ〜」のところがとても好み。ああとアウトロが爽やかで曲とのギャップも聴きどころ。NHK-FM『ミュージック・スクエア』オープニングテーマにも選ばれている。
Teenage tears
ディストーションサウンドのギター、ディレイやリヴァーヴの効いたギターを軸にダンサンブルなベースラインが魅力的な楽曲。しっかりとサイケ&トリップ感があって、ちょっとジャム&セッションっぽさも垣間見える。盛り上がっていくうちに曲が終りを迎えるからアウトロはもっと長くてもいいかなあと思う。
Long Day
B面集『LION』未収録曲。アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ボーカルの構成で、フォーキーで浮遊感のある曲。
2ndアルバム『WINO』
1999年12月16日リリース。バンド名の作品なだけに相当の自信と覚悟が伝わってくる。雑誌やラジオなどへのプロモーションも力が入っていたのではないだろうか。愛読していたSNOOZERにも掲載されたのはこの頃からかもしれない。あとfamousも。CDはリリース日に購入しているかと思う。
この作品を好きなファンは多いと思うが、正直に書くと当時はあまり好きになれなかったアルバムである。通しで聴くと似通った曲調が多く、やや単調に感じた(生意気でごめんなさい)。次々と面白いバンドや新しい音楽に触れていた多感な年齢(17歳)ということもあったかもしれない。そのため、少し年月が経ってから良さが分かってきたのだった。全曲レビューは大変なのでピックアップして書いてみる。
The Action
2ndオープニングナンバーで、翌年3月にシングルカットされた。WINOらしいグルーヴ感、親しみやすいメロディーでストレートなロックチューン。シングルバージョンとは異なり、BPMは控えめでゆったりとした仕上がりになっている。パーカッションがアクセントに。どちらのバージョンにも良さがある。
Velvet
ストリングス入りの壮大で聴かせるナンバー。Wild FlowerやLOADED系。前述したとおり、当時はこの曲と「Thank you」の曲の作りやサウンドがベタすぎやしないか? という印象を持っていた。次第にいい曲だと気づくのだが、そのきっかけはアコースティックバージョンを聴いたから。タワレコの応募抽選CDが当選して、「Velvet」「Thank you」のアコースティックバージョン(リードギターは入っている)が収録されていて、これが最高に良い。超絶レア盤なのだけど、ぜひ聴いてほしいと思っている。
GLORY
ピアノと小鳥のさえずりから始まる曲で、清々しい朝焼けを連想させる。非常に軽快さがあり、跳ねるようなリズム、ポップなメロディーが印象的。このアルバムの中ではかなり好きな方だった。珍しくリードギターは抑え気味で、聞きやすくまとまりのある曲に仕上がっているのではないだろうか。
FREAKS
BPM結構速めでややパンキッシュ。3分にかっちりと収まる清さのある曲。
Mirror
ギターのループ、打ち込みなどを使った、WINOの中では一番テクノっぽい曲。電子音もばりばり使っているし、かなり実験的だったのかと思う。私はライブで聴いたか覚えていないのだが、演奏したら盛り上がりそうだなあ。
We are the boys
これもアルバムの中でよく聴いた。ミドルテンポで心地よさがある。リードギターが曲を引っ張っていくところが聴きどころかな。
Thank you
とても美しいメロディでファンの中ではトップクラスの人気を誇るのではと思う。私自身は「Velvet」と同じく、あまり好きになれなかった(当時の話です)。このバージョンも素敵だと思うが、アコースティックバージョンにはホントに感動した。ぜひ聴いてほしいが難しいのかな。
Friend of mine
アルバムラストから2曲目に収録されたバラードっぽさのあるナンバー。音も抑えめでしっとりした感じに仕上がっている。
5thシングル「The Action (All I really want to do)」
2000年3月23日リリース。この作品からシングルは購入しなくなった模様(後に見本盤を中古品で購入)。アルバムヴァージョンとは異なり、疾走感、荒々しさのあるナンバーだ。パワフルでグルーヴ感で満ちていてWINO節が詰まっていると思う。出だしにエンジンの吹かし音が入っている。MVもよく見たなあ。ガツンとしていて、とてもいい曲です。このシングル自体は見本盤1枚、プロモーション盤2枚の計3枚を所持している…!
TOUR THE ACTION
ツアーのライブが3月14日に赤坂BLITZで行われ、私も参加した。おそらく満員だったと思うのだが、1,400人も集客したことになる。WINO絶頂期と言っても過言ではない。メンバーはナンバーナインのTシャツを着用していて格好いいし、ステージも音もデカくて最高だったな。
1999年か2000年かは覚えていないが、都内開催のCLUB SNOOZERにWINOが出演したときに行ったことを思い出した。
【僕とWINOの黄金時代 – 「Sullen Days」から「Go Straight Song!」まで】に続く…。